9月は期せずして、村おこし/街の再生の話が2件、Best5入りです。田舎の過疎化は止まっていないし、大手スーパーはつぶれるし、高齢化社会が到来している今、ますますホットな話題なのでしょう。 次点の2作は、どちらも人気シリーズの続編。2人とも相変わらず上手だけど、続編にはもっと驚きを期待してしまうのです。1.ロズウェルなんか知らない (篠田節子)
2030年には人口がゼロになると言われている過疎の村。観光客を呼ぶための起死回生の手段は、宇宙人騒動。コンセプトは「地方の未来を明るく笑う」。
2.後巷説百物語 (京極夏彦)
世に出せない真実を、妖怪のせいにしてまとめる「仕掛け」の数々。前2作から数十年後、もはや妖怪が生きてはいけない明治の世にも、過去の「仕掛け」は、まだ生きていた! 百物語会ではじまったこのシリーズは、百物語会で終わります。
世に出せない真実を、妖怪のせいにしてまとめる「仕掛け」の数々。前2作から数十年後、もはや妖怪が生きてはいけない明治の世にも、過去の「仕掛け」は、まだ生きていた! 百物語会ではじまったこのシリーズは、百物語会で終わります。
4.ペンギンの憂鬱 (アンドレイ・クルコフ)
ペンギンと暮らす売れない作家に舞い込んだ不思議な依頼。それは、まだ生きている人の追悼文を書くこと。やがて、彼が追悼を書いた人たちが次々に死亡しはじめます。奇妙なことを奇妙と思わずに生活してきた報いは?
ペンギンと暮らす売れない作家に舞い込んだ不思議な依頼。それは、まだ生きている人の追悼文を書くこと。やがて、彼が追悼を書いた人たちが次々に死亡しはじめます。奇妙なことを奇妙と思わずに生活してきた報いは?
5.エキスペリエンツ7 (堺屋太一)
「団塊の世代」が大量退職をむかえる2007年問題。超高齢化社会を活性化させるのは、今までとは違う「老人たち」。色んな分野の「経験豊富な人たち」が集まり、住民の視線から、既成概念で町の再開発を進める巨大資本と対決!
「団塊の世代」が大量退職をむかえる2007年問題。超高齢化社会を活性化させるのは、今までとは違う「老人たち」。色んな分野の「経験豊富な人たち」が集まり、住民の視線から、既成概念で町の再開発を進める巨大資本と対決!
その他今月読んだ本
・魔術師 (ジェフリー・ディーバ)
・水滸伝18 (北方謙三)
・鏡の影 (佐藤亜紀)
・スターウォーズ・エピソード3 (マシュー・ストーヴァー)
・Pay Day!!! (山田詠美)
・お化けだぞう (村田喜代子)
・宇宙戦争 (H.G.ウェルズ)
・退屈姫君伝 (米村圭五)
・キップをなくして (池澤夏樹)
・ミルク・イン・コーヒー (エリック・デイッキー)
・靖国問題 (高橋哲哉)
・魔術師 (ジェフリー・ディーバ)
・水滸伝18 (北方謙三)
・鏡の影 (佐藤亜紀)
・スターウォーズ・エピソード3 (マシュー・ストーヴァー)
・Pay Day!!! (山田詠美)
・お化けだぞう (村田喜代子)
・宇宙戦争 (H.G.ウェルズ)
・退屈姫君伝 (米村圭五)
・キップをなくして (池澤夏樹)
・ミルク・イン・コーヒー (エリック・デイッキー)
・靖国問題 (高橋哲哉)
2005/10/1