りぼんの読書ノート

Yahooブログから移行してきた読書ノートです

ウイグルの叛乱(柘植久慶)

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いまどきまだ、こんな本があるんですね。

太平天国の乱をテーマに小説を書こうと中国へ取材に行った作家が、ウイグルの分離独立を求めるテロリストグループの女性と知り合い、北京政府の面子を失墜させるために北京オリンピックスタジアムを爆破する計画に協力する・・という話。

太平天国と中国の少数民族問題の関係は、面白そうなテーマだし、現代中国はが抱える矛盾など新たな指摘でもあるかと思ったら、ストーリーは上記の数行に尽きています。あとは、テロリストや公安警察の女性とのセックスシーンだけ。はい、時間の無駄でした。

2007/2