7年近い大阪生活を終えて、東京に戻ってきました。正しくは千葉ですけれど。吹田市の図書館にはたいへんお世話になりました。あらためて浦安市の図書館にお世話になります。リアルの引越しも大変でしたが、ブログの引越しをどうしたらよいか、まだ悩んでいます。
ケン・リュウ編の現代中国SFアンソロジー『折りたたみ北京』の表題作の著者による短編集です。中国の現実や伝説をモチーフにした作品であっても、視点は人類普遍のものであり、視覚的なイメージも素晴らしいのです。
2.ピアノ・レッスン(アリス・マンロー)
短編の名手としてノーベル文学賞を受賞した著者が、1968年に出版したデビュー短編集です。平凡な人生の中で光り輝く一瞬を切り取る「作家の視点」は既に完成されています。著者の自伝的エピソードが多く含まれている点も興味深いもの。50年前の作品が、まったく色褪せていないことにも驚かされます。
短編の名手としてノーベル文学賞を受賞した著者が、1968年に出版したデビュー短編集です。平凡な人生の中で光り輝く一瞬を切り取る「作家の視点」は既に完成されています。著者の自伝的エピソードが多く含まれている点も興味深いもの。50年前の作品が、まったく色褪せていないことにも驚かされます。
3.書店主フィクリーのものがたり(ガブリエル・ゼヴィン)
妻を失って偏屈になった書店主の心を、書店に捨てられていた孤児が癒していきます。子供の世話を手伝うために書店に通う人たちも本好きになっていく中で、やがて成長した少女は小説家を目指します。「人は孤島ではない」というメッセージを含むハートウォーミングな物語ですが、物語の中核には常に小説があるのです。
妻を失って偏屈になった書店主の心を、書店に捨てられていた孤児が癒していきます。子供の世話を手伝うために書店に通う人たちも本好きになっていく中で、やがて成長した少女は小説家を目指します。「人は孤島ではない」というメッセージを含むハートウォーミングな物語ですが、物語の中核には常に小説があるのです。
・片桐酒店の副業(徳川圭)
・左京区恋月橋渡ル(瀧羽麻子)
・ビッグゲーム(ダン・スミス)
・ヒゲのウヰスキー誕生す(川又一英)
・じごくゆきっ(桜庭一樹)
・剣と紅(高殿円)
・ラジオ・ガガガ(原田ひ香)
・帰れない山(パオロ・コニェッティ)
・ヒッキーヒッキーシェイク(津原泰水)
・貧乏だけど贅沢(沢木耕太郎)
・紅霞後宮物語 第0幕3(雪村花菜)
・チンギス紀 1(北方謙三)
・変わったタイプ(トム・ハンクス)
・京都伏見のあやかし甘味帖 3(柏てん)
・トム・ハザードの止まらない時間(マット・ヘイグ)
・多々良島ふたたび - ウルトラ怪獣アンソロジー (山本弘ほか)
・紅霞後宮物語 第7幕(雪村花菜)
・チンギス紀 2(北方謙三)
・サロメの乳母の話(塩野七生)
・国境の向こう側(グレアム・グリーン)
・スタートボタンを押してください (ケン・リュウほか)