やっぱり小説は、ストーリーが面白くなくちゃね。^^ 今月は、楽しく読めた本がたくさんありました。1.オウエンのために祈りを (ジョン・アーヴィング)
稀代のストーリーテラーが描いた奇跡の話。小川洋子さんが「大人が泣ける」として紹介していました。小さくて変な声で、誰からもからかわれていたオウエンが生きてきた目的は、「神の道具」としての役割を果たすことだったのです。小説におけるデテイルの生かし方は、最高です。
2.沙門空海唐の国にて鬼と宴す1・2 & 3.4 (夢枕獏)
唐で起こる不思議な出来事に挑むのは、日本から留学中の若き空海。楊貴妃の死後50年。廃墟と化した華清宮で開かれる宴に、半ば鬼と化した存命者たちが集うクライマックスは大迫力。全てに決着をつけたのは、生き残っていた意外な人物でした。空海のキャラが陰陽師の清明とそっくりなのは、賛否が分かれるかもしれませんね。
唐で起こる不思議な出来事に挑むのは、日本から留学中の若き空海。楊貴妃の死後50年。廃墟と化した華清宮で開かれる宴に、半ば鬼と化した存命者たちが集うクライマックスは大迫力。全てに決着をつけたのは、生き残っていた意外な人物でした。空海のキャラが陰陽師の清明とそっくりなのは、賛否が分かれるかもしれませんね。
3.ロケット・ボーイズ (ホーマー・ヒッカム・Jr)
ソ連に遅れをとったアメリカのロケット開発をなんとかしなきゃ! 不況の炭鉱町で、変わり者扱いされてもロケット実験に励む男の子たち。「炭鉱命」の父親からは叱られるし、失恋もしちゃうけど、彼らは色んなものを得ることができました。後にNASAのロケット技術者になった著者が、青春時代を振り返ります。
ソ連に遅れをとったアメリカのロケット開発をなんとかしなきゃ! 不況の炭鉱町で、変わり者扱いされてもロケット実験に励む男の子たち。「炭鉱命」の父親からは叱られるし、失恋もしちゃうけど、彼らは色んなものを得ることができました。後にNASAのロケット技術者になった著者が、青春時代を振り返ります。
その他今月読んだ本
・わたしはロボット (アシモフ)
・峠 (北原亜以子)
・遺伝子インフェルノ (清水義範)
・ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 (J・K・ローリング)
・ホビット (トールキン)
・ジャンヌ・ダルクもしくはロメ (佐藤賢一)
・恐竜レッドの生き方 (ロバート・バッカー)
・大河な日々 (三谷幸喜)
・村田エフェンディ滞土録 (梨木香歩)
・水滸伝14 (北方謙三)
・四日間の奇跡 (朝倉卓弥)
・八月の博物館 (瀬名秀明)
・わたしはロボット (アシモフ)
・峠 (北原亜以子)
・遺伝子インフェルノ (清水義範)
・ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 (J・K・ローリング)
・ホビット (トールキン)
・ジャンヌ・ダルクもしくはロメ (佐藤賢一)
・恐竜レッドの生き方 (ロバート・バッカー)
・大河な日々 (三谷幸喜)
・村田エフェンディ滞土録 (梨木香歩)
・水滸伝14 (北方謙三)
・四日間の奇跡 (朝倉卓弥)
・八月の博物館 (瀬名秀明)
2004/11/3