平家が滅亡へと追い込まれていく「7の巻」から「12の巻」の主役は、義仲でも義経でも頼朝でもありません。本書の主題である無常観を体現しているのは、滅びゆく平氏一門なのです。少々くどい感がありますが、平氏の公達が舞台から退場する場面を列挙して…
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