「源平合戦」の描写こそが、平家物語が「軍記物」であるゆえんです。琵琶法師の撥が激しくかき鳴らされていく中で、古川さんの新訳は疾走感を増していきます。 清盛死後の「7の巻」は、「倶利伽羅峠の戦い」から始まります。粗暴ながら戦いにはめっぽう強い…
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