りぼんの読書ノート

Yahooブログから移行してきた読書ノートです

2016-02-06から1日間の記事一覧

パンドラの匣(太宰治)

戦後に新聞小説として執筆されましたが、もとになっているのは、太宰の読者であった木村庄助氏が戦中に綴った病床日記です。 主人公は、20歳の青年ヒバリ。「健康道場」という風変りな結核療養所で闘病生活を送りながらも、周囲の人々と交流していく様子が…