「阪神淡路震災によって断ち切られた人生」との大枠に包まれた物語ということは、冒頭の手紙によって知らされます。本書は、震災の15年後に発見された小説との体裁を取っているのです。ただ著者は、格差社会やワーキングプアという現代的な問題のルーツを…
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