りぼんの読書ノート

Yahooブログから移行してきた読書ノートです

2010-06-11から1日間の記事一覧

夜と灯りと(クレメンス・マイヤー)

東西統一後のドイツで、旧東ドイツ地域はベルリンを除いてすっかり「負け組」に入ってしまった印象があります。本書は、1977年に旧東ドイツのハレで生まれた若い作家が、「負け組」としての人生をおくる旧東ドイツ出身者のさまざまな姿を描き出した短編…