「この物語はきみが読んできた全部の物語の続編だ」という断言的な書き出しは、『サウンドトラック』の疾走感を予感させてくれましたが、期待はずれに終わりました。 いや、疾走感だけは、それなりにあったのかな。ただ、もう内容についていけません。作者は…
文学史上有名ではあるけれど、読まれない本の代表ともいうべき田山花袋の『蒲団』を見事に「打ち直して」くれました。^^ オリジナルの『蒲団』は、ひそかに思いを寄せていた若い女性の弟子に去られた中年作家が、彼女が使っていた蒲団に顔をうずめて涙する…
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