りぼんの読書ノート

Yahooブログから移行してきた読書ノートです

遥都(柴田よしき)

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人類に混じって暮らしていたのは火妖族だけでなく、「青い人」という別の宇宙種族もいたようです。主人公たちの中で、純粋な人類はいったい何人いるのでしょうか。

京都上空には前作のラストで太平洋を越えて飛来してきたテニヤン島(!)が浮遊しているし、妖怪を再び封じ込めた巨大鏡も浮かんでいる。「闇の神々」の復活もいよいよ近づいているようで、「神官たち」の活動も一層活発になっています。

香流と君之は突如として時空の牢獄に幽閉されてしまうけれど、そんなことができる火妖族の紅姫は、一時的に記憶を亡くして大ボケで、トカゲライフをエンジョイしているし・・。それぞれの場所で戦う主人公たちですが、ついに予言は実現し、日本列島は2つに分裂してしまいます。

これ、まだまだ続くんですね。「宙都シリーズ」というのが4巻まで出ているようです。さすがに3巻連続で読んだら飽きてきました。このシリーズ、しばらくお休みします。

2006/12