近未来の中央アジアを舞台とする『後宮小説(酒見賢一)』のような趣で始まる物語ですが、後半になって既存国家や宗教勢力の狭間に建国された移民国家がいかにして生き残ることができるのか、という課題と向き合っていく作品です。著者は『盤上の夜』で20…
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