太宰治の次女である著者は、1985年に9歳の息子を亡くして以来、「母が亡き子を想う」とのテーマの作品を書き連ねています。本書はその構図を転倒させて、亡くなった母親とあとに残された息子という設定の作品なのですが、互いに喪失感を抱く母と息子と…
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