りぼんの読書ノート

Yahooブログから移行してきた読書ノートです

2017-12-09から1日間の記事一覧

夜毎に石の橋の下で(レオ・ペルッツ)

16世紀のプラハを舞台に、狂王と呼ばれたルドルフ2世と、同時代に生きたユダヤ人富豪のモルデカイ・マイスルと、ゴーレムを創造したと伝えられるラビ・レーウの関わりを中心に描かれた連作短編集は、全体としてひとつの歴史幻想小説を形作っています。 冒…