このシリーズも長いなぁ。梁山泊の主要人物108人のうち、宋との激選の中ですでに半数が亡くなっています。この巻ではなんと、一番好きだった「彼」までもが戦死してしまい、大ショック。
一方で、オリジナルには出てこない人物も登場してきます。その筆頭は青面獣・揚志の遺児、揚令。長い修行の時を終えて「彼」の後を継いで颯爽とデビュー。他にも、張横や赫思文の息子なども登場しており、この戦いは、世代を超えて引き継がれていくようです。
遠く遼で独立運動を展開する女真族との連携も強化され、阿骨打との協力体制も整ってきました。いよいよ、宋の末期に向かっています。
宋も禁軍の元帥・童貫が直々の出馬で、もう後はない。そろそろ最後かと思うのですが、どのようなエンディングを見せてくれるのでしょうか。毎回、同じようなことを書いてるなぁ。^^;
2005/9