本書に収録された17編の短編は、必ずしも戦時の物語というわけでも、音楽をテーマとしている作品というわけでもありません。著者は、悲惨な運命や権力に抗うための力を「戦時の音楽」と名付けているようです。戦争の不寛容さを淡々と綴る冒頭の掌編「歌う…
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