『廻廊にて』と『夏の砦』が、中世のタピスリに織り込まれた不滅の芸術性の物語として対になっているように、『安土往還記』と『嵯峨野明月記』と本書とは、安土桃山時代の終焉を謳いあげた3部作なのでしょう。 本書の舞台は、家康時代に興隆を極めた東南ア…
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